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執筆者の写真とらよし

1週間の振り返り


【価値のイメージ】

・価値の創造って言うけれど

個人事業主を目指したいだけなら方法はいくらでもある。

それこそ自身がトップで経営者であり、業種だけではなく

業態そのものもフリーランスやインフルエンサーといった

業態でも事業主として成立するし、何なら保険セールスの

方々だって委託販売事業主だ。ただ既存ビジネスの成功は

必ずレッドオーシャン市場での競争社会の中にありその中

でトップ(プレミアム)を目指す事を使命とする代わりに

「売り物(価値)」が決まっている。これを新たに創って

こその起業活動で、起業家は「価値を創る仕事」を通じて

売り物ではなく「価値が創れる人になる事」を目指す。

 

・何がどうなれば創造なのか

ならば実際にどうなれば「価値を創った」事になるのか。

実際に行動に移すかどうかはさておき、まずは自身の認識

を変えない限り「新しい景色」は見えてこない。起業家は

まだ見ぬ地を探し求めるのではなく、今まで見て来たハズ

の景色を一変させる事から始まる。今まで「ナゼだろう」

と感じてきた違和感、知らずに生活する事が出来たアレや

コレなど、まずは認識する所から始めよう。それらは現在

まで「ストレス」という名前で一括りにされてきたモノで

ある事が多く、この内部に入り込むのは相当面倒臭く誰も

やりたがらない。知らないモノは創れない、まずは認識を

広げよう。

 

・探検家に必要なモノ

物事を根本的・抜本的にシステムごと改善しようとすると

長い長い「自身との闘い」が始まる。逆に、既存事業なら

やる事は概ね決まっているのだから後は行動あるのみだ。

新たな価値の創造は、物事の本質を読み解く事から始まり

ナゼそうなったのかの原因を究明し、今後同じ事が起こら

ない為の対策を「実行可能な領域」にまで落とし込む作業

の連続だ。こうした働き方は、さながら「探検家」の行動

理念に近い。誰も足を踏み入れなかったからこそその道は

無かったのだから、アナタがその道を開拓するのに必要な

装備はスキルでもコツでもなく「耐久性」と「汎用性」の

2つが要る。


【ROIとValueの両立】

・ROIの考え方

個人で興す事業を考えた時、最も効率が良いのは既存事業

販売であると考えられるのが一般的だろう。しかしどこか

から必ず「仕入れ」や「使用料」など製造から販売までに

様々な中間業者が入り込むのが既存事業の特徴でもある。

であれば、継続的な支出を一切なくして製造(創造)から

販売までを一貫して個人で営む事ができれば、それが一番

効率の良い事業体系になる。その為に行う「投資」はお金

ではなく「時間」であり、損害額はイニシャルコストとし

て同じ時間を使う事で得られるハズだった「お小遣い」で

換算すると良い。これが新しい資本の考え方だ。

 

・新たな価値とは

新たな価値の考え方は個人が抱える問題解決をいかにGive

できるかで考えると解りやすい。対価はその見返りに頂く

モノであり、決して「期待値」などではない。新たな価値

の多くは今までに人々が「耐えられるから」という理由で

放置し続けた問題そのものである事が多く、そこには手に

入らなかった夢や希望も多分に含まれる。であれば技術を

扱う業種は「よりマニアック」になっていくし、その技術

を別の意味に使う「意味変」としての機能も期待できる。

 

・効率の良い成功法

より効率の良い成功法は往々にして「遠回り」に見える。

それは今すぐに現金化できない事が理由の大半を占めるが

これが成功すると、報酬額は今までの収入より桁が変わる

のも特徴だ。既存の働き方では絶対に越えられなかった額

の報酬を未来で手に出来るからこそ「効率が良い」のであ

って、この場合の効率は「成功までが速い」という意味で

はない事を知っておくべきだ。成功までが早い事業はお金

をかければ(支出を増やせば)達成できるが、トータルで

収支を見た時にとても「桁が変わる」とは思えない。


【お金と時間と起業と】

・お金があるから

世間一般では起業活動には「金が必要」だと考えられてる

が、起業活動を仕事の一環だとした場合、その論理は途端

におかしな事を言っている事に気付くだろう。お金がある

から起業できるという認識は、お金を払って仕事をすると

いう意味になるからだ。確かに既存の資本の考え方ならば

「仕入れ」や「使用料」などの支出(イニシャルコスト)

を考慮しなければ個人事業は興せないのかもしれない。

しかし「時間資本」の考え方は、お金がなくても起業活動

(仕事)は継続可能だという事を教えてくれる。

 

・時間があるから

ならば今度は、起業活動は「時間があるから出来る」事に

なってしまう。これはあながち不正解ではないが、問題は

「何に時間を使うのか」になる。時間の使い方には、主に

4種類の考え方がある。アナタはさも自分は忙しくて時間

がないと考えているようだが時間管理マトリクスで考えた

時、アナタが使っている時間は一体何を生み出しているの

だろうか。もしくは逆に、時間を使う事で何か(お金)を

失っていないだろうか。時間の使い方の概念は常に「何を

やめるべきか」で考える方が効率的で、常に「今」でなく

「未来」に向けた投資であるという認識がアナタの行動を

変える。

 

・どちらも等しく大事

タイムイズマネーという言葉があるように、時間とお金は

価値が同じだ。お金を生むのも価値なら、時間を生むのも

価値であると言える。「何をやめるべきか」を考える基本

は時間管理マトリクスの第2領域に充てる為に辞める事を

決めるのが最も効率が良い考え方で、第2領域時間の最も

有効な使い道の1つに「読書」がある。誰かが話す言葉は

言葉足らずだったり何かが抜けていたりする事もしばしば

だが、書籍(文章)に書いてる事は文法が成立しなければ

世に出ない。だから出まかせや嘘を書く事が逆に難しい。

簡単に便利に誰かの言った事を信じてしまう行動理論から

「聞き流す」スキルを習得し、傾聴ならぬ「傾読」できる

体質になろう。


【やらせて貰うビジネス】

・既存のモノを売るセールス

個人で興すビジネスから「仕入れ」や「使用料」といった

中間マージンを抜いた場合、経済的に独立したビジネスは

確立できるが、その代わりに難易度は跳ね上がる。それは

理由の1つに「今、少しでも稼げている手法を手放す」と

いう選択が容易に出来ない事が挙げられるからだ。商売の

基本は確かに「売る事」だが、何かを売る事に特化するの

は「販売員」の仕事だ。アナタがそこを目指していないの

であれば、売る事に特化する為にセールストークを学ぶの

ではなく「何を販売するのか」の意味を付与すべきだ。

 

・考えるビジネス

自身の夢、社会の夢を実現する為に考えなければならない

事は技術を磨く事もさることながら、その商品サービスの

受け手が「何を得られるか」を設計する事に尽きる。この

サロンがニーズに応えないのは「顧客は自身の欲しいモノ

を知らない」事を知っているからだ。とは言え顧客ニーズ

に応えないとなれば、いきなり指標を失う行為に等しい事

も事実。だからこそ指標にすべきはアイデンティティであ

り、自身の問題解決を指標にする理由だ。もうこの時代は

途中まで誰かが道を整備してくれているのだから、アナタ

はその途中からでも良い。誰も通ってない道を探検家とし

て開拓していこう。

 

・観光資源について考える

起業家の道は基本的には「誰も通っていない道」の開拓に

尽きますが、実は入り口は全く別の場所にある事が多い。

起業家を目指す人が真っ先にリゾート地へ向かう理由など

もそこに隠されていて、そこでは「お金を使う事がいかに

簡単か」を自分自身が浪費体験する事で学ぶ事ができる。

とは言え、そこで浪費の実地訓練として何も可処分所得を

無駄に放出しなければならない理由もない。そんな仕掛け

やカラクリは全て書籍で学ぶ事ができ、100円のコーラ

を1000円で販売できる理由も「読めば解る」からだ。

そして「浪費」を楽しんでしまっている人が学べる事など

1つも無い事も同時に覚えておこう。


【私生活を仕事にする】

・広告費の在り方

猫も杓子も動画業界への進出が成功への近道だと騒がれる

昨今で、動画を実際に造るコストメリットは、一体どこに

あるのだろうか。どこの誰とも分からない人のライブ映像

は視聴者の可処分時間を奪えない事を踏まえると、コスト

(特殊技術や材料等)をかけない動画進出には勝算は薄い

と言わざるを得ない。動画事業の収益は基本的に再生回数

による広告枠の確保であれ企業案件であれ、そのほとんど

が広告費で賄われている。ならば自社商品を自身の動画で

広告として掲載するのが一番速そうだが話はそんなに単純

ではない。そこに「支援・応援」の要素が盛り込めなけれ

ば、その動画は終わりを迎えるのが早そうだ。

 

・プレミアムを目指さない

起業家が進む道は「誰も通りたがらなかった場所」の開拓

に近いという話にもあったように、SNSであれ動画であれ

初めての道にこそ支援が集まる。ただ、その道はちゃんと

頂上まで繋げてみなければ「本物かどうか」も分からない

未開の地だ。だからすぐに支援を要請できる立場にはない

事も踏まえて進む必要があるし、誰とも競争しないオンリ

ーワンを目指して只々自分だけを信じて突き進む先に自分

のオリジナルゴールは存在する。ここが成功してこそ有料

動画の役割は初めて意味を成すし、継続的な価値提供とし

ての役割も果たす。

 

・その為の基盤を造る

つまり「動画進出」は決して起業のネクストステージなど

ではなく、収益を上乗せする為の方法に過ぎないという事

が見えてくる。つまり動画そのものにはクオリティを求め

る必要がなく、そこに行くまでの「影響力」をしっかりと

アンカーとして機能させる必要があるという事が見えてく

れば、自身が創り出す独特な問題解決の世界観はホンモノ

である必要があるし、圧倒的なクオリティを目指す理由も

そこに潜んでいる。これが起業家の仕事そのものである。



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